英語学習のシャドーイング動画一覧（75件）

シャドーイングとは？ 効率的な英語トレーニングの定番

① シャドーイングとは

シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、ほぼ同時に声に出してまねするトレーニングです。
台本を見ずに行う「プロソディ・シャドーイング」、スクリプトを見ながら行う「コンテンツ・シャドーイング」などの種類があり、
いずれも「聞く」「話す」を同時に鍛えられるのが特徴です。音を追いかける感覚から、影（shadow）のようについていくという意味で
shadowing と呼ばれています。

② シャドーイングで学習する利点

シャドーイングの最大の利点は、リスニングとスピーキングを同時に強化できることです。
ネイティブの抑揚・リズム・音のつながりをそのままマネするため、教科書英語では身につきにくい
「自然な英語のテンポ」が体に染み込みます。また、聞いた音を即座に口に出すことで、英語を日本語に訳さず
そのまま処理する回路が鍛えられ、理解スピードもアップします。

さらに、シャドーイングを続けると、発音のクセや弱点が自分でわかるようになります。
うまく真似できない音が「聞き取れていない音」であり、その部分を意識して練習することで、
リスニングの穴を効率よく埋めていくことができます。単なる聞き流しに比べ、能動的なトレーニングである点が、
上達の早さにつながります。

③ 効率的なシャドーイング学習方法

効率よく身につけるコツは、レベルに合った短い素材を、何度もくり返すことです。
まずは意味がほぼわかるやさしめの音声を選び、1～2文ずつ区切って聞きながら声に出します。
最初はスクリプトを見て内容と発音を確認し、慣れてきたらスクリプトを閉じて「耳だけを頼りに」シャドーイングしてみましょう。

1回あたりの練習時間は10～15分で十分ですが、毎日続けることが何よりも大切です。
本ページで紹介しているシャドーイング用動画を使いながら、
「聞く → 真似する → 録音して自分の声をチェックする」というサイクルを回していくと、
数週間で英語のリズムや発音の変化を実感できるはずです。